皆さま、こんにちは!!
前月号のコラムでは「家づくり・準備ワークNo2」というお題でお話しさせて頂きました。
オンリーワンの家づくりで、好みやこだわりを見つける一つの方法として「一番心地良かった体験を思い出す」それを家づくりに反映させていくと、自分らしいこだわりのお家をつくり出していく近道になるのではないでしょうか?
さて、今回は「敷地の見極め方・選び方」についてお話しさせて頂きます。
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土地の値段は「需要と供給のバランス」で決まります。
多くの人がほしいと思う敷地ほど高額なります。
例えば、南向きで正方形に近い敷地を100とすると、北向きでは80、
また旗竿敷地や高低差があれば60と条件が悪くなるにつれて価格は下がっていきます。
条件が悪くても、プラン次第で暮らしやすい家が出来れば、
勇気をもって安価な敷地を選びたいもの。
敷地購入価格が抑えられれば、その分お家に予算をかけられますよね!!
土地に限らず、買い物全般に当てはまる事ですが、
「理由のないディスカウント」は無いと思った方が無難。
「安かろう悪かろう」を事前にその理由をはっきりさせて検討していきましょう。
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「プランで乗り越えられる悪条件とは??」
「北向きの敷地」南向きが根強い人気ですが、
まぶしさを抑えながら明るくでき、室内の光が逆光ではなく正光になります。
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「旗竿敷地」道路から玄関までのアプローチが長いため、
お子様の遊び場や緑豊かなガーデン造り、
駐車スペースとお家に入るまでのストーリーを演出できます。
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「ウナギの寝床敷地」お家の対角線に窓を造ると室内に距離感が生まれ広々した印象になります。
南北に長い狭小敷地はその長さを区切らず突き抜けるようにプランすると広がりのある快適な住まいになります。
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安価な敷地でも、「プランで乗り越えられる」のであれば、検討してみる価値はありますよね!!
次回は「敷地の見極め方・選び方No2」についてお話しさせて頂きます。
皆さま、こんにちは!
前月号のコラムは「最高の家をつくる」についてお話しさせて頂きました。
「自分らしい家」をつくる為には、
「自分の好みを自分の中から引き出すこと」を創造する事を
最優先で考えていくのが一番の近道だと思います。
さて、今回は「家づくり・準備ワークNo2」をお話しさせて頂きます。
「一番心地よかった体験を思い出す」
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自分の好みやこだわりを見つける1つの方法をご紹介します。
できれば今の住まいから離れて、旅行先やカフェ、
趣味で訪れた場所などをリラックスしながら、
今までで一番心地よかった体験を思い出してみてください。
例えば、ひなたぼっこをしたとき、洗いたてのシーツにくるまれたとき。
オシャレして出かけた時など、音や匂い肌触りといった五感を使ってイメージをふくらませます。
次にそれを感じた場所を思い出してみます。
「縁側でゆったり・・ 散歩をして自然を直視したり・・ 美味しいお店で食事をしたり・・
「友人や家族 子供たちとアウトドアに出かけたり・・」などなど・・
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このように自分自身にアプローチしていく事で、
雑誌に載っている「架空のあこがれの空間」ではなく
「自分が心地よく感じる空間」を意識しやすくなります。
旅館やホテル、古民家、美術館などを訪れてみるのもおススメです。
ちなみに私は、スーパー銭湯でイメージをよくふくらませています。
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「最高の家をつくる」ために、まず最初にやっておきたい事です。
皆さまも、ゴールデンウイークを利用して「一番心地よかった体験」を思い出してみてください。
次回は「土地の見極め方・選び方」についてお話しさせて頂きます。
皆さま、こんにちは!
前月号のコラムは「心地いい暮らしを作るインテリア」をテーマにお話しさせて頂きました。
ご家族みんなが集うリビングは特に気持ちよくしたいものですよね!!
前月号の4つの工夫をうまく活用してみてくださいね!!
さて今月号は「最高の家をつくる」についてお話しさせて頂きます。
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「家を建てよう!!」と思ったら、誰もが快適で自分たちらしい住まいを望むものですよね!!
そんな望みを叶えるためのキーポイントをお話しさせて頂きます。
まずは、「家づくり・準備ワーク」からスタートです。
「最初にすべき事は「情報集め」ではない!!」
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家づくりのきっかけは人それぞれですが、「自分らしい家に」にしたいもの。
自分の好みやこだわりにぴったりフィットした家こそが、
住んでからの満足度が高い、暮らしやすい家になるからです。
でも、改めて振り返ると自分についての情報は意外と少ないと思いませんか??
少なくとも私自信はそう思います。
カッコいい服を嫁さんが買ってきても、自分にフィットしないので着ないとか・・・
家も同じで、いくらカッコいい家が出来てもフィットしていないと暮らしやすさは望めません。
だからこそ、家づくりの第一歩は、自分の好みやこだわりを知ることからスタートしていきましょう。
そこで注意をしたいのが、雑誌を買い集めたり、インターネットで検索したり、
ショールーム廻りをしたり、行動を起こすのは良いのですが、
寄せ集めの情報から自分の好みやこだわりを見つけ出すのは至難の業です。
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また、キッチンや収納などは他人の成功例をパッチワークすることになりがちです。
情報集めはこの後の段階でシッカリすることにして、
まずは「自分の好みを自分の中から引き出すこと」を最優先で考えていきましょう。
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次回は、「家づくり・準備ワークNo2」でお話しさせて頂きます。
皆さま、こんにちは!
前月号のコラムは「シンプルな暮らし」についてお話しさせて頂きました。
「減らすのは物の数ではなく要素の数」「見せる収納は範囲を決める」「壁は天井まで使う」「アクセントカラーをとり入れる」という4つのコツを使うと、愛着のある雑貨や物に囲まれながらもごちゃついて見えない暮らしが出来ますよ!!
さて、今回は「心地いい暮らしを作るインテリア」についてお話しさせて頂きます。
ご家族みんなが集うリビングは特に心地よくしたいですよね! 私なりに考えたその為の工夫をお伝えさせて頂きます。
1.「こまごましたものは一時的な置き場を作る」
テーブルなど広い“面”の上に物を置かない事がスッキリ見えるコツ!
リモコンや郵便物等は大きめのカゴに一時的に収納して、布を掛けて目隠しすればスッキリ!
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2.「カゴバックを飾る 収納アイテムとして」
おしゃれのアクセントとなるカゴバック。
フックに掛けてルームシューズなど、すぐに取り出したいものをポンと入れておくとスッキリ!
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3.「ものの並べ方は“左→右”や“三角形”を意識する」
人の目線は左から右、上から下へと動きます。だから、左から「小さい物→大きい物」
「軽い物→重い物」の順に、真ん中を高くして三角形のシルエットをディスプレイすると心地よいバランスになります!
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4.「目線の位置にお気に入りを飾る」
部屋の中でよく過ごす場所の目線の高さにお気に入りの物を飾ると、
好きなものが常に自分の視界に入っていることで、
心地よく、くつろいだ気分になりますよ!
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この4つの工夫をうまく活用することで「心地いい暮らし」が出来ると思います。
皆さまも一度試してみてはいかがでしょうか??
来月は「最高の家をつくる 間取り編」をお話しさせて頂きます。
皆さま、こんにちは!
「シンプルな暮らし」についてお話しさせて頂きます。
いつもスッキリ片づいたシンプルな暮らしって、憧れますよね。
「でも、わが家には物がたくさんあるから無理」と思っている方、
“シンプルな暮らし=物が無い”ではありませんよ!
私が考える「コツ」をご紹介させて頂きます。
「減らすのは物の数ではなく要素の数」
色と質感をしぼって、スッキリ!
たくさん物があるのにスッキリした印象なのは、
色と素材の数が抑えられているからです。
「見せる収納は範囲を決める」
何もない場所があると、スッキリ!
「スッキリ見せたいから」と、頻繁に使うものまで しまい込んでしまうと、
片づけるのが面倒になり結果的に散らかってしまう事があります。
すべて隠すよりも「目の行くコーナー」をつくる方が、
空間にメリハリがついて、スッキリ見えます。
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「壁は天井まで使う」
壁になじませることで、スッキリ!
天井まで棚をつくると、壁のような存在になり、多くのものが並んでいても圧迫感を感じさせません。
ポイントは奥行きをできるだけ浅くして、空間を無駄に使わない事です。
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「アクセントカラーをとり入れる」
視線を集中させて、スッキリ!
壁・天井の1面に色をつけるアクセントはオシャレ度が上がりますし、
部屋をスッキリ見せる効果もあります。
色に視線が引きつけられ、こまかなものが目立たなくなる効果があります。
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以上4つの「コツ」を使い、愛着のある雑貨や物に囲まれながら、
ごちゃついて見えない暮らしを提案するように心がけています。
来月は「心地いい暮らしを作るインテリア」についてお話しさせて頂きます。
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新年あけましておめでとうございます。
旧年中は、多大なるご愛顧を頂き誠にありがとうございました。
本年も、皆々様から頼られる住宅会社として努力して参りますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
昨年の世相を1字で表す漢字が「災」に決まりました。
私達の身近で6月に大阪北部地震、9月に台風21号と今まで経験したことがない様な自然災害が起きました。
私達建設業界の人出不足・資材不足を痛感した1年でした。
年をまたいでも、復旧工事がまだ手付かずや完成出来ていないお客様には、ご迷惑をお掛けしている状況です。 出来る限り早く復旧工事を完了する様、努力していきますのでもうしばらくお待ちして頂きます様、お願い申し上げます。
暗い話はこの位で終了し、スポーツ観戦好きの私は、平昌オリンピックのカーリング「そだね~」、サッカーロシアWカップの日本代表ベスト16、大坂なおみの全米テニス優勝と数多くの勇気や感動を頂きました。またノーベル生理学医学賞に京都大学の本庶佑特別教授が選ばれ、2025年の大阪万博の決定と、日本から世界に大きく羽ばたいていく1年でもありました。
昨年の痛みや喜びを、心に刻み何事にも前向きにいきたいと思います。
今年は、「亥年」です。「分化繁栄」を分散しない様に統制する意味がある年と言われている様です。
今年は、繁栄が分散しない様な1年になる事を願い、新年のご挨拶とさせて頂きます。
皆々様、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
前回は「収納テクニック(衣替え)」についてお話しさせて頂きました。
①不要なものは処分する。
②季節ごとに分ける。
③ラベルを貼れば一目瞭然。
など当たり前のことですが、なかなか出来ない。
分ける事を楽しみながら春夏秋冬を実感していきましょう。
さて今回は「年末大掃除の仕方」についてお話しさせて頂きます。
効率良く大掃除をするには「奥から手前へ」奥というのは
玄関から一番遠い所です。
奥からだんだんと玄関までホコリを移動させていくというイメージです。
各部屋も同様で入口から一番遠い所から入口に向けて掃除していく
(ホコリを掃出すイメージ)と効率良くなります。
また「上から下へ」と天井に近い電球や家具、ドアノブ、
最後に床というふうに上から下へ掃除しましょう。
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計画的に進めていく事も大切です。
「寒くなる前に窓やベランダ、庭などを掃除する」
12月初旬に済ませておくと安心ですね。
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小さなお子様がいる、共働き、という事情で大掃除に時間が取れない方は、
優先順位を付けて大掃除をしましょう。
1.一年に一度の大掃除、普段掃除しない場所で汚れが落ちにくい所を優先的に掃除する。
2.来客に備えて見える場所を優先的に掃除する。
この二つは方向性が違うので、どちらかを自分のニーズに合わせて
選んでいきましょう。
平成最後の今年は、地震や台風の自然災害が多く、
弊社もバタバタしてご迷惑をおかけしています。
来年初旬も、まだまだ災害復旧工事があります。
落ち着くのは3月頃になると思います。
その間は即対応が出来ないかもしれませんが、
皆さまご理解のほど宜しくお願い致します。
今年も、「いい家って?何なんだ!?」を
ご愛読いただきありがとうございました。
来年も皆さまにとって良い年になります様に祈願しております。
来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
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前回は、「台風21号」のお話しをさせて頂きました。
来年も台風が絶対にきます。 これかの住宅づくりに、この教訓を役立てプランニング提案をしていきます。 まだまだ、ポリカ波板や瓦等の材料の品薄、人出不足と皆さまにはご迷惑をおかけしていますが、何卒ご理解のほど、どうぞ宜しくお願いいたします。
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さて、今回は「収納テクニック」についてお話しさせて頂きます。
今年も残すところ後2か月、皆さま衣替えは済みましたでしょうか?
衣替えのコツは、
① 不要なものは処分する。
過去3年着ていない・時代遅れ・サイズが合わないなどの物は、思い切って処分する事です。リサイクルショップなどを利用して循環させましょう。
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② 季節ごとに分ける
季節ごとに服を分け引出しや収納ケースに割り当てる事で、衣替えの際、そのかたまりごとに入れ替えればOK。 通年でよく着る服は出しやすい場所(ハンガーパイプなど)にしまいましょう。
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③ ラベルを貼れば一目瞭然
季節ごとに分けて、どの収納に何があるかが一目瞭然で分る様にラベルを貼ります。
目当てのものがすぐ取り出せると非常に便利です。
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ホームセンターなどで衣装ケースや棚を購入するも良し、弊社でオーダー家具を造るも良し、衣替えは憂鬱な所もありますが、分ける事を楽しみながらすれば整理整頓が出来、春夏秋冬が実感できます。
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次回は年末に向けて「掃除の仕方について」お話しさせて頂きます。
前回は、「お家の地震対策」についてお話しさせて頂きました。
「建物を利用する人々の生命や財産を守る」という私たちの使命を全うし、
「耐震」「制震」「免震」の3つの技術を駆使し、
これからもご提案していきます。
さて、今回は「収納テクニック」というテーマでお話しさせて頂く予定でしたが、
9月4日に上陸した台風21号のお話をさせて頂きます。
私たちが住む京都府・大阪府に半世紀ぶりに非常に強い勢力のまま上陸した台風21号。
事前に分っていたものの、大した事ないやろ・・という なめていたのが実情でした。
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午前中は、雨も降らず太陽もうっすら覗かせていた為、
中止するか否かを考えていた現場も続行しました。
しかし午後2時頃から急激な雨風が吹き始めヤバイと感じ、
急遽片づけをし、帰ることに、
しかし171号線で車がハンドルを取られ
アクセルを踏んでいないのにスピードが出る、
樹木の枝葉や建物の波板等の飛来物が舞っている状態。
ようやく時速20Km前後で帰還しました。
私たちが携わらせて頂いたお家は大丈夫か?と
心配していると午後5時頃から、TELが鳴りっぱなしの状態が続きました。
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弊社でも約40件、被害の大小はありますが、全力で対応していきます。
しかし、大阪北部地震から日が経っていないのもあり、瓦不足、人不足であります。
被害の大きい所から順次対応させて頂きております。
何卒、ご理解のほどどうぞ宜しくお願いいたします。
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お客様に調べて頂きたいのが火災保険です。
今回の災害では火災保険が使えます。
種類によっては免責などの規制はありますが、この様な災害の為の保険です。
有効に利用してください。
今回の台風災害では私も色々勉強になりました。
雨戸の大切さや風の影響をまともに受けるテラスやカーポート等、
今後のプラン提案に役立てていきたいと思います。
次回は「収納テクニック」についてお話しさせて頂きます。
前回は、「風通しの良い家」についてお話させて頂きました。
質の良い風を取り込む間取りは、建築場所や周辺環境によって様々ですが、
風をデザインしたお家づくりを考える事は、注文住宅ならではの醍醐味です。
さて、今回は「お家の地震対策」についてお話させて頂きます。
昭和56年の建築基準法の改正により耐震基準が大幅に強化されましたが、
先の阪神淡路大震災や東日本大震災、
私たちに身近な大阪府北部地震など想定外の地震が起きた場合にも、
出来る限り耐えられる様にしていかなければなりません。
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「建物を利用する人々の生命や財産を守る」
私たち建築に携わる者の使命であります。
「耐震」「制震」「免震」とこれら3つの技術が建物の
地震対策の主流であります。
「耐震構造とは」
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基礎から建物内に伝わる地震力に対し、
構造体を堅固にすることで地震に耐え様とする構造です。
柱と柱(土台や梁)の間に斜めに取り付ける(つっかえ棒の原理)で
建物がねじれたり倒れたりする力に抵抗する為の物です。
「制震構造とは」

基礎から建物内に伝わる地震力に対し、
建物内部で反作用力としての力を激衰させたり増幅させる
「制震装置」を組み込むことによって建物の揺れを縮小する構造です。
基礎と建物躯体や建物層間などにダンパー(ショックアブソバーの原理)
で地震力を抑え(吸収)ます。
「免震構造とは」
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地盤と建物を切り離す事で、
地震力が建物に伝わる事を遮断してしまう構造です。
基礎部分にアイソレータを設け、
その上に建物を載せる事で地震の揺れが建物に追随しない様になります。
非常に高価な為、一般住宅ではまだまだ普及されていないのが実情です。
地球の気候変動やメカニズムなどの自然環境は、
まだまだ研究課題が山積であります。
過去の事象などを契機として対策をとる事しか出来ないかもしれません。
過去の災害などを教訓として、建物の安全性、耐久性、経済性を総合的に
検討し対策していく事が重要であります。